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PayPayカードゴールド改定|¥1,000,000 に入らない支払いがある
2026-06-02 から順次、+0.5% 特典が年間利用特典に変わりました。年 ¥1,000,000 で 11,000 ポイント。ただし PayPay 残高チャージとソフトバンク・ワイモバイルの通信料は集計対象外です。切替日と損得の分かれ目を公式告知から整理。
結論
PayPayカード ゴールドの特典が 2026年6月2日から順次変わりました。告知は 2026年4月9日です。
要点は 3 つ。
- +0.5%特典が「年間利用特典」に変わった。 年 ¥1,000,000 以上で 11,000 ポイント
- その ¥1,000,000 に入らない支払いがある。 PayPay 残高へのチャージと、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO の通信料が対象外
- 切替日は会員ごとに違う。 2026年6月1日から 2027年5月1日のあいだに分散する
「還元率が 1.5% から 1.0% に下がった」とだけ読むと、判断を誤ります。増える人もいます。
何が変わったか
| 旧 | 新 | |
|---|---|---|
| 特典名 | PayPayカード ゴールド+0.5%特典 | PayPayカード ゴールド 年間利用特典 |
| 内容 | 決済金額に対して +0.5% を付与 | 年間 ¥1,000,000 以上の利用で 11,000 ポイント |
| 基本付与分 | 1.0% | 1.0%(変更なし) |
「年間」とは、年会費の支払予定月を含む 12 ヶ月です。暦年でも年度でもありません。
11,000 ポイントは達成月の翌月に付きます。年会費 ¥11,000 と同額なので、達成すれば年会費が実質無料になる、というのが公式の説明です。
いつ切り替わるか
ここが見落とされやすい部分です。
変更は一斉ではありません。それぞれの会員の年会費支払予定月の 1 日から順次切り替わります。
公式が挙げている例は次のとおりです。
- 年会費支払予定月が 2026年6月の会員 — 2026年6月1日まで +0.5%特典。2026年6月1日から 2027年5月31日までで ¥1,000,000 以上の利用
- 年会費支払予定月が 2026年7月の会員 — 2026年7月1日まで +0.5%特典。2026年7月1日から 2027年6月30日までで ¥1,000,000 以上の利用
このサイクルが順に回るため、切替日は 2026年6月1日から 2027年5月1日まで、およそ 1 年にわたって分散します。
入会 2 年目以降の年会費支払予定月は、入会月の翌月です。会員メニューの「管理」にある「入会特典の確認」から入会月を確認できます。
集計に入らない支払い
ここが記事の中心です。 年間 ¥1,000,000 の集計には、対象外の利用先があります。
公式が挙げているものは次のとおりです。
- PayPay 残高へのチャージ
- nanaco クレジットチャージ
- Vマネー
- PayPayカード ゴールドの年会費、ETC カード年会費
- 提携 CD・ATM 利用手数料、「振込依頼書」「ご利用代金請求明細書」の発行手数料、回収事務手数料
- ソフトバンク(ワイモバイル、LINEMO を含む)の通信料
このうち 2 つが、このカードの使い方と正面からぶつかります。
1 つは PayPay 残高へのチャージ。PayPay 経済圏でこのカードを持つ理由の一つがチャージ経路ですが、その金額は ¥1,000,000 に積み上がりません。
もう 1 つは ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO の通信料。通信料の優遇はこのカードの代表的な特典として案内されてきましたが、その支払いも集計に入りません。
年 ¥1,000,000 に届くかどうかを見積もるときは、この 2 つを引いた金額で数える必要があります。
家族カードの扱い
家族カードには 年間利用特典の適用がありません。 ただし家族カードの利用金額は、本会員の年間利用特典の集計金額に含まれます。
また、家族カードの+0.5%特典の終了日は、本会員の終了日と同じです。家族カード側の年会費支払予定月ではありません。
損得の分かれ目
集計対象の年間利用額を基準に、旧特典と新特典を並べます。基本付与分 1.0% は共通です。
| 年間の対象利用額 | 旧(1.5%) | 新(1.0% + 特典) | 差 |
|---|---|---|---|
| ¥800,000 | 12,000 | 8,000 | −4,000 |
| ¥1,000,000 | 15,000 | 21,000 | +6,000 |
| ¥1,500,000 | 22,500 | 26,000 | +3,500 |
| ¥2,200,000 | 33,000 | 33,000 | ±0 |
| ¥3,000,000 | 45,000 | 41,000 | −4,000 |
増えるのは、集計対象の年間利用額が ¥1,000,000 以上 ¥2,200,000 以下の範囲だけです。
- ¥1,000,000 未満 — 11,000 ポイントが付かないので、上乗せの 0.5% を失ったぶんだけ減ります
- ¥1,000,000 〜 ¥2,200,000 — 新特典のほうが多くなります。¥1,000,000 ちょうどで年 6,000 ポイントの差
- ¥2,200,000 超 — 旧特典の 1.5% のほうが多かった計算になります
¥2,200,000 という上側の分かれ目は、11,000 ÷ 0.005 で出ます。使うほど得になる形ではありません。11,000 ポイントは定額なので、利用額が増えるほど旧特典との差は縮み、やがて逆転します。
続く特典
公式は、次の特典は継続すると明記しています。
- LYP プレミアム無料
- 空港ラウンジ利用
- ETC カード年会費無料
また「おトクにご利用いただける新たな特典を近日中に発表予定」とも書かれています。2026年8月20日時点では、その内容は公表されていません。
確認できていないこと
一次情報で読み取れなかった点は、断定せずに残します。
- 旧+0.5%特典に付与上限があったか — 今回の告知には上限の記載がありません
- 集計対象外の利用先が、基本付与分 1.0% にも適用されるか — 告知の注記は年間利用特典の集計についてのものです
- 「近日中に発表予定」の新特典の内容
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